(ブログ筆者より)
(つとめはげむこと)の項を終わります。(つとめはげむこと)の項は、有名な「釈迦成道伝説」の根拠となる記述です。さて、次に『スッタニパータ』は、(みごとに説かれたこと)の項に移ります。これは、悟りを得られたブッダ(釈尊)が、サーヴァッテイ市の長者の園で、修行者ヴァンキーサ長老その外諸々の修行者に対して説かれた「四つのことば」について触れたものです。
[ボクの細道]好きな俳句(86) 高浜虚子さん。「牛の子の大きな顔や草の花」(虚子) 牛の子にかぎらず子どもの顔は大きく感じるものです。いわゆる子どもは三頭身なのです。それはともかく、子牛の「大きな顔」と、小さくて可憐な「草の花」を対比させることで、なんとも素朴な風景が浮かんできます。虚子さんには、技巧をこらした<うまい>俳句が少ないように思います。それが虚子さんの大虚子たる所以でしょう。ボクはこうした大虚子さんを尊敬しています。
雨鷽の来てお宝をくれといふ
雨鷽(あまうそ)