木魚歳時記

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木魚歳時記 第2313話

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 (つとめはげむこと) 「悲しみにうちしおれた悪魔の脇から、枇杷(びわ)がパタリと落ちた。ついで、かの夜叉(やしゃ)は意気消沈してそこから消え失せた。」(スッタニパータ) 注記:夜叉とは悪魔を指すものと考えておきたい。

 [ボクの細道]好きな俳句(85) 小笠原和男さん。「つぼどんと言うて田螺の丸裸」(和男)「つぼどん」とは田螺(たにし)を指す方言でしょうか? それにしても、口語体の話ことばで「丸裸」といい終えて止めたところに無類のおかしみを感じます。こうした飄々とした軽妙さがこの作者の持ち味です。ボクは「いのちの俳句」(仏教アニミズム)を目標といたしますが、こうした飄々とした俳句を詠みながら『木魚歳時記』を終えることができれば幸せと考えています。

          春帽子かぶせてみたい地蔵さま