木魚歳時記

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木魚歳時記 第2310話

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 (つとめはげむこと) (悪魔はいった)「われは七年間も尊師(ブッダ)に、一歩一歩ごとにつきまとうていた。しかしよく気をつけている正覚者(悟りを得ている者)には、つけ込む隙を見つけることができなかった。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(82) 辺見京子さん。「蛇のあとしずかに草の立ち直る」(京子) 茂みの中に青大将が姿を消してしまった。尾っぽさきが草に隠れたとき、作者は、いささか、ほっとしたことでありましょう。いくら青大将が大型の蛇だとしても「草が立ち直る」とは少々大袈裟では? しかし、蛇を発見したときより視界から消えるまで、作者の心の動揺(恐怖)を的確にいい表し、かつ、読者の共感を得るのに「草の立ち直る」ほど的確な言葉はない。 

          そのあとは朧月夜となりにけり