木魚歳時記 第2304話

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 (つとめはげむこと) 尊師(ブッダ)は云う「このわたしがムンジャ草を取り去るだろうか? 敵(悪魔)に降伏してしまうだろうか? 命はどうでもいい、わたくしは敗れて生き永らえるよりは、戦って死ぬほうがましだ。」(スッタニパータ) 注記:古代インドではムンジャ草を口にくわえることは降伏を意味する。

 [ボクの細道]好きな俳句(76) 加古宗也さん。「ふんぐりも涼しきものの一つかな」(宗也) なるほど「ふぐり」はラジエーター(シワ)を備えています。大切な<部分>の空冷機能を果たしているのです(汗)。しかし、だからといって、揚句のように、これをストレートに表現するとなると? もっとも、俳句に「いぬふぐり」(植物)の季語があるにはありますが。  

          犬ふぐり益子明美といふ男