木魚歳時記 第2293話

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 (つとめはげむこと) 「つとめはげむ道は、行きがたく、行いがたく、達しがたい。」悪魔はこのように唱えながら、目ざめた人(ゴ-タマ・ブッダ)の側(かたわら)に立っていた。(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(65) 京極杞陽さん。「桜草が好きと答えし人が好き」(杞陽) 「好きな花は?」と尋ねると「桜草です」と答える。そんな可憐な女(ひと)を、なんの衒(てら)いもなく詠んだ作品です。ボクは、いざ句作にかかると、つい格好つけて、あれやこれやこねくりまわすうちに、易しいものまで難しくしてしまいます。つまり、ボクは<目立ちたがり屋>だけなのです。

          パソコンの夢二美人や春の宵