木魚歳時記

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木魚歳時記 第2290話

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 (つとめはげむこと)(悪魔)ナムチはいたわりのことばを発しつつ近づいてきて、(ゴータマ)に言った「あなたは痩(や)せていて、顔色も悪い、あなたの死が近づいた。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(62) 田中裕明さん。「どの道も家路とおもふげんげかな」(裕明) げんげの咲く頃になると、げんげ田のどの小径をたどっても、そのさきにポツリと灯かりのともる我が家があります。帰りを待っている家族がいます。さあ、今日はどの小径をえらんで帰ろうか。作者は若くしてこの世を去られました。家路をたどる小径はもう見つかりません。

          竜天に登るがごとく逝きにけり