(出家)(ブッダは云う)「王さま、あちらの雪山(ヒマラヤ)の側に、一つの正直な民族がいます。昔からコーサラ国(ブッダの出生地)の住民であり、富と勇気を具えています。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(57) 星野麥丘人さん。「餅食べて妻は家出をするといふ」(麥丘人) この俳句を見たときたいていの男はぎょっとする。このようなこと(ドキッ)に出くわしたことは、男なら、だれしも一度や二度はあるはずです。ところで、句意は「家出」(いえで)でなくて「外出」(がいしゅつ)でありました。そこに思い至って悔しがる読者の心中を思い浮かべながら、にやりと笑う作者の顔が浮かびます。