木魚歳時記

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木魚歳時記 第2270話

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 (出家) (ブッダは)出家されたのちには、身による悪行をはなれた。ことばによる悪行も捨てて、生活をすっかり清められた。(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(43) 茨木和生さん。「子狐の裏返したる蟇」(和生) 子狐が、ふと見つけた蟇(ひきがえる)に、おそるおそる手を出す様子が目に浮かんできます。そのとき子狐が感じた、気味悪さと、(ひきがえるの)感触と、(ひきがえるの)匂いのようなものまで読者に伝わってきそうな作品です。こうした作品を「実相俳句」とでも呼ぶのでしょうか? なともいえぬ共感の伝わる作品です。

          天辺にぬきさしならぬ猫の恋