(ダンミカ) 師(ブッダ)は云う「正しい法(に従って得た)財を以て母と父とを養え。正しい商売を行え。つとめを励んでこのように怠ることなく暮らしている在家者は、(死後に)(みずから光を放つ)という名の神々のもとに赴く。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(40) 寺井谷子さん。「天山へ蝶の柩を注文す」(谷子) そんなことがあるはずがない。そんなことができるはずもない。そういったことが問題ではありません。天山山脈の万年雪で造られた、おそらく世界で唯一つの柩(ひつぎ)を蝶のために用意してあげたい。それが作者の祈りであり願いなのです。ボクは、この俳句と出会ったとき、マッキンリーで消息を絶った(冒険家)植村直己さんのことを思い出していました。
偽紫田舎源氏や鳥交る
偽紫(にせむらさき)