木魚歳時記 第2248話

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 (ダンミカ) 師(ブッダ)は云う「修行僧は時ならぬのに歩き廻るな。定められたときに、托鉢(たくはつ)のために村に行け。時ならぬのに出て歩くならば、執着(しゅちゃく)に縛られるからである。それ故にもろもろの(目ざめた人たち)は時ならぬのに出て歩くことはない。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(22) 小西昭夫さん。「愛妻家小西昭夫氏蠅叩く」(昭夫) 作者自身を三人称化したところがこの作品のポイントなのでしょう。このように、ときには、真正面からだけでなく、前後、左右、斜めからも攻めることができれば(句作の)「道は開ける」のでしょうが? そのためには心(発想)が自由でなければ・・それがなかなかできません(汗)。 

         棒杭に冬の川鵜の来て止まる