(正しい遍歴)師(釈尊)はいわれた「修行者は、自分に適当なことを知り、世の中で何ものをも害(そこな)うことなく、如実に理法を知っているのであれば、かれは正しく世の中を遍歴するであろう。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(3)。飯島晴子さん。「さつきから夕立の端にゐるらしき」(晴子)。高名な俳人ですから代表句も数多くあると思います。しかし、なぜか、ボクは掲句を思い浮かべてしまいます。心の襞(ひだ)を掬いあげて、絶妙の17文字とされるのが晴子さんの俳句です。ボクも<心象俳句>には魅かれますが、しかし、深入りすると<しんどい>かも? やはり「ねんてんさん」のような楽しい俳句がいいのかも?
しづり雪のこるいのちのうらおもて