木魚歳時記

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木魚歳時記 第2220話

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 (正しい遍歴)「智慧ゆたかに、流れを渡り、彼岸に達し、完全な安らぎを得て、こころ安住した聖者(釈尊)におたずね致します。家から出て諸々の欲望を除いた修行者が、正しく世の中を遍歴(へんれき)するには、どのようにしたらいいのでしょうか。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道] ひよの子(5) 朝、御苑の森に出かけて夕方に家に戻る。そんなことを、数日、繰り返し<そいつ>はとうとう自然の中に戻ってしまいました。「御苑の仲間の処に戻ったのだ。」家族たちはそう思いました。しかしボクは違いました。毛玉のような<あいつ>は、水子(子宮外妊娠)でこの世に生まれることがなかったボクたちの第4子に違いない! 小鳥になった<あいつ>は、両親の顔が見たくなり(お浄土から)ボクたちを訪ねてきたのだ、そして、また、お浄土へと戻っていったのだ、と。これはもう40年近くも昔のお話です。

         中天に氷のやうな冬の月