(精励)「怠りは塵垢(じんく)である。怠りに従って塵垢が積もる。努め励むことによって、また明知によって、自分にささった矢を抜け。」(スッタニパータ)
[ボクの細道] 「五・七・五」(3) 或る日(11月)植物園に行きました。人工池の、大きな鬼蓮の下に、緋鯉の子がたくさん群れているのを発見しました。肌をすりよせるように群がるようすが、とても珍しくて可愛いのでしばらく眺めておりました。さっそく「五・七・五」にと思いましたがどうしてもできません。その愛らしい緋鯉の子が群がる<感動>はいまだ脳裏に焼きついて離れません。が、やはり「五・七・五」にはなりません。春になり、幼稚園児の入園する頃ともなれば、なんとか、一句が浮かぶのでしょうか?
へらへらと冬の川鵜のひなたぼこ
鵜(う)