木魚歳時記 第2177話

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 (船)「あたかも人が水かさが多く流れの速い河に入ったならば、かれは流れにはこばれ、流れに沿って過ぎ去るようなものである。かれはどうして他人を渡すことができるであろうか。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道] 宝ヶ池(2) 野々神町のバス停から宝ヶ池通りを北に進みましょう。やがて、右側一帯に「宝ヶ池公園スポーツ広場球技場」が広がります。道は、スポーツ広場に沿って右にカーブをしながらゆるやかな登りとなります。ところが、突然、道路は180度に近いヘヤピンカーブに、しかも、急勾配で左折をします。そうです、これが「狐坂」と呼ばれる難所(車両の事故が多発する)でありました。でも、今は、高架橋に改良されましたから・・古い急坂は、もっぱら歩行者専用の遊歩道となっています。

         橡の実の跳ねて転んで狐坂 

                       橡(とち)