木魚歳時記 第2106話

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(ブログ筆者より)
 以上で(なまぐさ)の項を終わります。ところで「仏教経典」は、もとより、ゴータマ・ブッダ(釈尊)の残された<説法の記録>であります。ただし、釈尊の説法を<登場人物>に語らせる形式をとるため、教典には、「仏」「菩薩」「弟子」などが登場いたします。(なまぐさ)に見られる釈尊とカッサバの問答もその一つであります。さて次に、ゴータマ・ブッダ(釈尊)が苦行者に説いたと伝えられる(恥)の項目に移ります。あわせて、ブッダ(目ざめた人)のシンボライズ(神格化)についても触れてみましょう。

        低頭の米搗きばつた九月尽