(ブログ筆者より)
「慈しみの経」と称される叙事詩10編を読み、「慈しみ」(後期仏教では「慈悲」の教えとして説かれる)について述べて来ました。さて、ゴータマ・ブッダ(釈尊)が法を説かれた舞台は、北インドの雪山(ヒマラヤ)の山麓(現・ネパール・カトマンズ空港付近)であります。次は、その雪山に住む神霊(夜叉)と、中インドのサータ山に住む、七岳(なながく)と呼ばれる神霊(夜叉)との会話を通して、ゴータマ・ブッダ(釈尊)の偉大さの一端に触れてみたいと思います。
蕪子花つぼみのままに撮られけり
蕪子花(かきつばた)