「慈しみの経」(7)「あたかも、母が己(おの)が独り子を命を賭(か)けても護るように、そのように一切の生きとし生けるものに対しても、無量の(慈しみの)こころを起こすべし。」(スッタニパータ)
生きとし生きる<もの>に対する「慈しみ」とは、生きとし生きる<もの>に対する「愛」であると言い換えてもいいでしょう。今、この、現代社会において最も求められている根本原理が、約2500前、「ブッダのことば」・『スッタニパータ』・「原始仏教」の中において示されていることに驚きと感動を覚えます。
天辺のあちらこちらに朴の花
朴(ほう)