(ヴァッサカーラは問う)「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これが第五の破滅です。先生! 第六のものを説いて下さい。破滅への門は何ですか?」(スッタニパータ)
ふたたび「道の人」について。前回の記述において、ゴータマ・ブッダ(釈尊)が「バラモンまたは(道の人)」と併記して示された意義は大きいと考えます。すなわち、既成教団のバラモンと新興教団の教祖であるゴータマ・ブッダ(釈尊)の等位性を示す表現をゴータマ・ブッダ(釈尊)が示されのです。そのことを既成教団のバラモン・ヴァッサカーラが認めたことになるからです。
あゝでもないこうでもないと夏衣
夏衣(なつごろも)