(ヴァッサカーラは問う)「よくわかりました。おっしゃるとおりです。これ(理法を嫌うこと)が第一の破滅です。先生! 第二のものを説いてください。第二の破滅への門は何ですか?」(スッタニパータ)
ヴァッサカーラは、ヒンドゥー教のバラモン(僧侶)です。釈尊はクシャトリア(王族)の出身です。ですから<ゴータマ君よ!>と呼んでもいいわけです。それを「先生」と呼ぶのは! ゴータマ(釈尊)に対して人間らしさ親しさも込めながら、新興教団の指導者に対する揶揄(やゆ)も含まれたのでは?
夕暮の訪問客や虎耳草
虎耳草(ゆきのした)