木魚歳時記 第1787話

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 清浄華院(しょうじょうけいん)

 清浄華院は浄土宗の大本山です。貞観二年(860)、清和天皇の詔(みことのり)により、天台・真言・仏心・戒律兼学の禁裏内(きんりない)道場として創建されました。拠って、菊の御紋の使用が許されています。二回の移転をへて、天正十三年(1585)に現在地に移りました。寺宝の「絹本着色阿弥陀三尊」(けんぽんちゃくしょくあみださんぞん)は国宝に指定されています。また「絹本着色泣不動縁起」(なきふどうえんぎ)は重要文化財に指定されています。境内の墓所には、清和・村上両天皇稜、山科言継卿を始めとする公家の墓所があります。(上京区・寺町広小路上る・北之辺町)

     青梅のころりころんで稚聖(ややひじり