木魚歳時記 第1758話

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 六角堂

 頂法寺(ちょうほうじ)は、本堂の屋根の形が六角形であるところから「六角堂」(ろっかくどう)と呼ばれている。この寺では、住職が華道池坊(いけのぼう)の家元を勤めることでも知られている。また、六角堂(ろっかくどう)は、聖徳太子(しょうとくたいし)さまの創建と伝えられている。また、親鸞(しんらん)上人 は、この六角堂(ろっかくどう)に百日間参籠(さんろう)をされ、そのとき、夢の中でお告(つ)げを受けられて浄土真宗(しんしゅう)を開かれたとも伝えられている。このあたりは、いまでも「町屋」(まちや)の面影を残す、京の<へそ>みたいなとこじゃ。 (頂法寺:烏丸六角西入ル 〉

     この道は抜けられませぬ涅槃寺