蝶墜ちて大音響の結氷期 富澤赤黄男
他に{くらやみへ くらやみへ 卵ころがりぬ}{蛾の青さ わたしは睡らねばならぬ}{賑やかな骨牌の裏面のさみしい絵}などの作品があります。この<一字空け>の手法は、ときおり見かけますが、やはりこれも少数派のようです。詩や歌詞などは<一字空け>は常套です。俳句は、短詩形でしかもリズム(韻律)を大事にしますから主流とはなれない?掲句も大袈裟なようですが幻想的でぼくの好きな作品です。
蝶墜ちて大音響の結氷期 富澤赤黄男
他に{くらやみへ くらやみへ 卵ころがりぬ}{蛾の青さ わたしは睡らねばならぬ}{賑やかな骨牌の裏面のさみしい絵}などの作品があります。この<一字空け>の手法は、ときおり見かけますが、やはりこれも少数派のようです。詩や歌詞などは<一字空け>は常套です。俳句は、短詩形でしかもリズム(韻律)を大事にしますから主流とはなれない?掲句も大袈裟なようですが幻想的でぼくの好きな作品です。