腹の虫が治まらない
そもそも人体の中にはどんな「虫」が棲んでいるのでしょうか?現実には、昔、お世話になった寄生虫であるとか、いろんな病原菌などが考えれます。しかし、ここでは、そうした生きた「虫」ではなくて、「腹の虫がびっくりする」「虫の居所が悪い」「腹の虫が鳴く」など、比喩として虫に代弁させることわざとして用いられています。虫に語らせることで、自身の喜怒哀楽を現すことわざとして用いられています。さて「助詞の<に>については、時間や場所の説明となりやすいので注意を要する。なるべくは<の>を使うことが望ましい」。とありました。