木魚歳時記 第1518話

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猫の首に鈴をつける

 イソップ物語の寓話(ぐうわ)にあります。ネズミたちが合議をしました。天敵であるネコが近づくことがわかれば大変に助かる。そこで、ある知恵者のネズミが考え出していいました。「ネコノ首に鈴をつければその音でネコの近づくのがわかるではないか」と。ネズミたちはその意見に喝采をしました。しかし、恐ろしい猫の首に、誰が、行って鈴を付けてくるのか・・そのことになるとみんな首をすくめて黙ってしまいました。転じて、有言不実行の妙案をひねり出すことを指していうことわざです。最近の政界にも似たようなお話がありそうです。さて「俳句には底がない」。とありました。

       こんな奴いつとれたんや大蜆