木魚歳時記 第1500話

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馬は立つほどに飼え、牛は寝るほどに飼え

 十分に餌を与えられた馬は、常に、しゃきっと立っていて元気です(役に立つ)。十分に餌を与えられた牛は、常に、臥(ふ)していますが健康であります(よく働く)。そんなところから生まれたことわざです。ところで、話は変りますが、俳句は馬に食わすほど多く作れ。俳句は牛が反芻(はんすう)するがほどに推敲(すいこう)せよ。そんなことは云いませんでしょうか? さて「俳句は、切れを入れることによって、飛躍性と暗示性をもたらす」。とありました。

       凍鶴やこのまま死んでなるものか