木魚歳時記 第1496話

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牛は坊主の生まれ変り

 あまり聞き慣れないことわざです。その意味は、牛の飼葉(かいば)には生臭気がなく、例え、魚の骨が混じっていたとしても牛は食わない?牛にビールを飲ませることもある?それはともかく、主に飼葉だけを食う牛を見て、僧侶の食生活と重ね合わせたことわざです。転じて「生臭坊主」のことわざもあります(汗)。さて「俳句は、人間のまことの呟き、人間であるぼくが、たまたま俳句を作っている。ただそれだけのこと。とありました。

      三寒の木魚叩きて四温待つ