木魚歳時記 第1485話

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牛耳る

 正しくは「牛耳(ぎゅうじ)を執(と)る」と云います。なにごとによらず、組織・団体・グループをリードしてイニシャティブを取ることを云います。古代中国において同盟の団結を誓うために、牛の耳をそぎ、その血をすすりあった故事に由来します。我が国においても血判状をしたため、共通の目的達成を誓いあったのもこの流れによるのでしょう。さて「ここだけは自分が見たもの、自分のみが感じた発見、そこを中心に俳句を作る」。とありました。

       松過ぎの神社仏閣金平糖