木魚歳時記

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木魚歳時記 第1468話

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牛に曳かれて善光寺参り

 昔、信州信濃(長野県)のあるところに一人の老婆が住んでいました。或る日、老婆は家の前で布を干していたところ、お隣の飼い牛が、干してあった布を角で引っ掛け、走り出してしまいました。老婆は、やむをえず牛を追いかけたところ、牛は最後に善光寺に逃げ込んだということです。老婆はそことがご縁となり、それからたびたび、善光寺さまに参詣するようになりました。そして幸せに往生することが出来たと云います。思いがけないご縁を得て、そのことで良い結果に導かれるのを指して用いられることわざです。さて「言葉を紙に定着させるより、音声を紙に定着させること」。とありました。

       狡猾か叡智か餌か寒鴉