木魚歳時記 第1452話

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飼い犬に手を咬まれる

 そもそも犬は従順な動物ですから、犬の習性をよほど知らぬ人が、よほどその扱いを誤らないかぎり、咬まれることはないはずです。ましてや、その犬が飼犬ともなれば・・
 その、日ごろから可愛がり大事にしてきた飼い犬に咬まれたのですから口惜しいかぎりです。忠実と信じてきた部下に裏切られたときになどに用いることわざでしょうか。さて「見えざるものは見えるものにおいて現れ、見えるものは見えざるものの他の何者でもない」。とありました。

        桟橋に赤のサンダル木の実落つ