木魚歳時記 第1444話

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蛍の光

ほたるのひかり、まどのゆき、書(ふみ)よむつき日、かさねつつ。いつしか年も すぎのとを、あけてぞ、けさは、わかれゆく。

 スコットランド゙民謡。作詞者不詳。明治44年、文部省教科書『小学唱歌集』に掲載されました。スコットランド民謡「久しい昔」を基に、文部省にいた、里見義、加藤巌夫のいずれかが作詞したと伝えられます。「過ぎし時」を「杉の戸」と掛けて「開けてぞ今は・・」としたのです。さて「俳人たるもの楽天家であったほうがずっと楽しいかと思う」。とありました。

     笹鮨をつまみ五勺の今年酒