木魚歳時記 第1433話

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夏の思い出

夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空 霧の中に うかびくる やさしい影 野の小径 (後略)

 江間章子作詞。昭和24年、NHK「ラジオ歌謡」で流され、大人のみならず子どもたちからも愛唱されてきたホームソングです。この歌を口ずさむと、みんな尾瀬を歩いた気持ちになるのですから不思議です。さて「一足す一が二にならないからこそ俳句の楽しみがある。俳句の言葉はどう転がるかわからないボールのようなものだ。<切れ>のあることで、作り手はコントロールを失うのだ。また、それだからこそ、俳句に惹かれ続けるのであろう」。とありました。

     寺町を出で麩屋町へ星月夜