木魚歳時記 第1395話

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からすの赤ちゃん

からすの赤ちゃん なぜなくの こけこっこの おばさんに あかいおぼうし ほしいよ あかいおくつも ほしいよ と かあかあ なくのね

 海沼実作詞・作曲。昭和14年に発表されたが、いろんな事情で、広く歌われるようになったのは戦後であったようです。敗戦により人間の本性が認められる時代に、幼児期のおおらかな欲望肯定の大衆童謡として、ひろく支持を受けたからでありましょう。さて「俳句は、楽しいものであると同時に怖いものであることも知ってほしい。厳しさや怖さを知らないで俳句を作っても大きくは育たない」。とありました。

      山猫の髭のところに落し文