木魚歳時記 第1312話

f:id:mokugyo-sin:20140106065937j:plain

小川

 西洞院(にしのとういん)通りの一筋西が小川(おがわ)通りです。北は紫明(しめい)通りの北区北区紫野宮東町から、南は錦小路通りの中京区空也(くうや))町までを指します。この通りも秀吉の都市計画によるものとされますが、この通りについては「短冊型地割」の実施区域外という見方もあるようです。最初は寺の内から錦小路間が開通し以降に紫明まで延長されたようです。名称の由来については、通りの西側(上立売通りから一条通り)を小川(おがわ)が流れていたことに基づくようです(小川は<こかわ>とも読むようです)。近世以降、羽子板・組糸屋・うつぼ屋・帯・扇・長持塗師・包丁鍛冶などが商われていたそうです。現在では北部に茶道の家元が点在いたします。

     シクラメン浮遊願望うふふふふ