木魚歳時記 第819話

f:id:mokugyo-sin:20131227155152j:plain

足あとの 残らば残れ
足あとの 消えなば消え  ね ひとり旅ゆく

 孤高の哲学者と慕(した)われた小笠原秀實先生のお歌です。
 さてホームページ(『続・木魚歳時記』:第10話まで)を本にしようと考えています。セピア色に変色した一枚の写真が、その人物の<思い出>を鮮烈に思い起させるように、このまま<子供大人>でおわりそうなぼくのことを活字にして残しておけば・・しかし自分史を残すことについては<おこがましい>気もして抵抗があります。
 それはともかく、このホームページは<余日>のあるかぎり続けていくつもりです。足あとの残ろうが消えてしまおうが、ぼくの楽しみとして続けていくつもりです。

    しばらくは仏とふたり余花の雨