木魚歳時記 第777話

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 「知に働けば角(かど)が立つ、情に棹(さを)させば流される、意地を通せば窮屈(きゅうくつ)だ」。この名言をそのまんま・・雲谷斎(うんこくさい)は世渡り始めたり。

  「手助けをしてくれる人があっても
    淋しさを救ってくれる人はいない」(石川 洋)

 「おまえ遊んでるなら大学へこんか?」。王の中の王。玉の中の玉。和尚(おしょう)の中の和尚(おっさん)。ああ、この世の仏(ほとけ)とはこのお方のこと。お玉杓子(たまじゃくし)は蛙の子。クレヨン真ちゃん坊主の子。一つ返事でハイ。それからの三十年は、子供大人の雲谷斎(うんこくさい)。屁理屈、屁文句こねまわし。ぎょうさんたくさん、角(かど)立て続けてきましたェ。

      大仏の臍の中まで春埃