木魚歳時記

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木魚歳時記 第705話

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 人はそれぞれ<自分の領域>を持っています。その<ナワ張り>が侵されるのを嫌います。とりわけ左後方が要注意つまり「鬼門」(きもん)です。

   「本気なら何をしたって
      立派だからね」((『多情仏心』里見 弴)

 陰陽道(おんみょうどう)では、南面して左り後方、つまり、艮(うしとら)の方角(東北の隅)は、鬼が出入りするので「鬼門」(きもん)といたします。平安京建都では、この方角に延暦寺や赤山禅院を置いて鎮めの寺としました。ぼくの寺も、左後方を固めて大黒さまが君臨されます。ぼくがうっかり、この領域を侵そうものなら・・こっぴどく叱られます。

    甚六の雀泣かせて一茶の忌