寺を守って常夜灯のように君臨される大黒さま(写真)です。ぼくは、このお方さまとの別れがやって来ても、そんなに悲しまないかも知れません?なぜでしょうか・・それは、お浄土で再会することにしているからです。
「愛は努力ですよ」(『津村教授』山本有三)
仏教では「愛別離苦」(あいべつりく)といいます。どんなに愛する者でも、出会いがあれば別れがやってきます。これは「四苦八苦」(しくはっく)の一つに数えられています。さて、人間死んだら終わりでしょうか?この世で分れても、またあの世で再会できる。この願いが「極楽浄土」(ごくらくじょうど)の教えを誕生させたのです。