木魚歳時記

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木魚歳時記 第698話

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 「仏さんみたいな人やなぁ」。そんな人がおられます。疑うことを知らないというか、根っからのお人好しというか・・そんなお人を「妙好人」(みょうこうにん)と呼びます。
  
  「.さいち、かぜをひいてせきをした
      なむあみだぶつのせきが出た」(浅原才市)

 才市さんは、道で寝ころんでいる犬に<おじぎ>して通りすぎたそうです。犬にも仏になるための仏心(ぶっしん)がある。その仏心がありがたくて<おじぎ>して通るんだ。才市はそう考えたようです。才市のような無条件の念仏者を妙好人と呼びます。なかでも真宗の熱心な念仏者を妙好人と呼ぶことが多いようです。

    秋雨や杓子並べし神の島