木魚歳時記

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木魚歳時記 第696話

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 <いろは歌>は弘法大師が?誰が考え出したにしろ、仏教の「諸行無常」(しょぎょうむじょう)を表わして絶妙です。

 「祇園精舎の鐘の声、
   諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、
       盛者必衰の理を現す」(『平家物語』)

 「色は匂へど、散りぬるを、我が世誰ず常ならむ、有為の奥山、今日越えて、浅き夢見じ、酔(え)ひもせず(ウン)」。この世が諸行無常であるのに、自分は絶対不変と<こだわりの世界>へ迷い込むのが「有為の奥山」です。その迷いから離れて、<うつつゆめもどき>の境地になることです。それでは<ウン>はどうなる?それは<あ・うん>のこと?ついてしまった<ウン子>さんのこと?

    大物の底に潜みし栗の飯