木魚歳時記

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木魚歳時記 第681話

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 知った人たちの訃報に接することが多くなりました。それにつれた<香典拝辞>のことばを目にします。ご遺族の気持ちはわかりますが・・なにか割り切れない気持ちも残ります。

 「太陽も死も
     凝視できるものでない」(ラ・ロシュフーコォ)

 「香奠」(こうでん)は、香典、香資とも書きます。<奠>はすすめる、そなえるの意味です。<典>はよりどころ、しきたりの意味です。<資>は香を買う資金、香の代金の意味です。万物を浄化するという世界共通の<香の文化>が原点ですが、人生の厳粛な場面に<相互扶助>するという生活の智恵が働いてこの習慣を生んだのでしょう。曲者は<香典返し>の習慣です。

   犬と見て妻に見せない穴惑