木魚歳時記

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木魚歳時記 第667話

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 混沌(こんとん)が鎮まり、天地が交合するとき、花華山にある岩が真っ二つに裂けてその中から一匹の石猿が誕生いたします。このように『西遊記』は始まります。

  「人はひとりであるとき
     いちばん強い」(吉田紘二郎『青い毒草』)

 「供花」(くげ)とは仏前や霊前に季節の花をお供えすることです。真言宗では「六種供養」(水・塗香・焼香・花・灯・飯)の一つに数えられます。その中でも花は、香とともに仏前もしくは霊前に欠かせないものです。供花の種類は季節の花であればなんでもいいわけですが・・棘(とげ)のあるもの、しおれたもの、悪臭のあるもの、などなど常識的にわたしたちが嫌なものは避けることがいいでしょう。

    白蓮の咲きて天地の交合す