木魚歳時記

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木魚歳時記 第662話

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 ぼくは寺の六男に生まれましが、兄たちがつぎつぎと亡くなったので・・小さいときから小僧として育ちました。しかし、寺の後継者となるのに悩んだ時期もありました。

  「にっこり笑えば鏡もわらう」(藤並天香)

 小僧(こぞう)とは、本来は大僧(おおそう)に対する語ですから<しょうそう>と読むのが正しいわけです。戒行(かいぎょう)に欠ける僧、修行に未熟な僧の意味となります。それが転じて、年若い僧、年少の僧を指すようになり、近世、さらに転じて、商店などの年少の使用人、丁稚(でっち)・みならいを小僧と呼ぶようになりました。いまは男の子の愛称として小僧と呼ぶこともあるようです。

     封筒に匿名とあり夾竹桃