木魚歳時記

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木魚歳時記 第644話

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 「立てば芍薬(しゃくやく)坐れば牡丹(ぼたん)」ということばがあります。芍薬の花の豪華さには、はっと息を呑みます。ところで、芍薬も牡丹も散りぎはがものすごい・・

 「風のように歩けそうです」(高村光太郎『人生』)

 「会者定離」(えしゃじょうり)とは、会えば別れはやってくる・・の意味です。これは「生者必滅」(しょうじゃひつめつ)、つまり、おぎゃーと生まれたからには死は必ずやってくる・・とともに、仏教の「無常」(むじょう)観を示す重要なことばです。大乗涅槃経(だいじょうねはんきょう)に「夫(そ)れ盛んなるは必ず衰うることあり、会合(えごう)すれば別離あり」とあります。ことに、愛する者との別れは辛いものですが必ずそれは訪れるのです。

    塀の外猫の見てゐる梅雨茸