木魚歳時記

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木魚歳時記 第632話

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 右遶(うにょう)なんて初めて聞かれた?これは<右にめぐる>という仏教用語です。ちなみに、ぼくの旋毛(つむじ)は左巻きです。しかも二つもあります。

 「いだかれてあると知らず
  おろかにもわれ反抗す大いなる手に」(九条武子)

 右遶(うにょう)とはインドの礼法の一つです。敬意を表したい対象(貴人・聖火など)に右肩を向けて、その周囲を右回りに回る礼のことです。これが仏教にとりいれられて、多数の僧侶が列をつくり読経しながら、仏像や仏堂を右回りを3回巡る行道(ぎょうどう)として一般化しています。これを「右遶三匝」(うにょうさんそう)といいます。また、これに準じて着座・起立などの動作も<右まわり>に行うことが基本となります。

    禅門は鐘と撞木で春をだす