木魚歳時記

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木魚歳時記 第615話

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 このように、仏像といえば最初は、ガンダーラ美術の「仏伝図中の一登場人物」として釈迦像が登場します。これが礼拝の対象にふさわしい正面向きの立像や坐像に発展してゆくのです。

 仏像といえば、最初は釈迦像でした。ところが「大乗仏教」(だいじょうぶっきょう)の発達につれ経典に説く、盧舎那仏(るしゃなぶつ)、阿弥陀仏(あみだぶつ)、薬師仏(やくしぶつ)などが誕生します。また、弥勒(みろく)、観音(かんのん)、勢至(せいし)、文殊(もんじゅ)、普賢(ふげん)、地蔵(じぞう)、など仏陀となるべき諸菩薩や、さらに帝釈(たいしゃく)、吉祥(きっしょう)、弁財(べんざい)、鬼子母神(きしぼじん)など仏教を守護するヒンズーの神々たち、不動(ふどう)、愛染(あいぜん)など<憤怒>の像と呼ばれる諸像も登場いたします。

      仏塔の身をかがめたる春の雷