木魚歳時記

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木魚歳時記 第609話

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 このように、弟子たちの間で口伝(くでん)されてきた釈尊の教えは、結集(けつじゅう)と呼ばれる編集会議を経て、釈尊滅後200年ほどして集大成されます。

 釈尊の教説は、①「経」 ②「律」 ③「論」 に集大成されました。「経」(スートラ)は、「如是我聞」(にょぜがもん)、「私は次のように聞きました」で始まり、「信受奉行」(しんじゅぶぎょう)、「この教説を信じて受けとり実行します」で終わる形式のものです。「律」(ヴィナヤ)は、修行僧たちの個人的規則や教団の規則が集められたもの。「論」(アビダルマ)は、弟子たちによる、教説(経)の研究論文・研究著書のようなものです。こうした「三蔵」(さんぞう)は、紀元前1世紀ごろには、クーラ樹の葉から作られた貝葉(ばいよう)に、当時のインドの原語で書き残されることになります。

      煩悩はしぶときものよ蕗のたう