木魚歳時記

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木魚歳時記 第568話

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 第7章では、仏教の宇宙観、世界観について考えてみたいと思います。

 「三界」(さんがい)について。ここでいう「界」とは世界という意味と考えてください。仏教でいう三界(さんがい)とは、①「欲界」(よくかい)。②「色界」(しきかい)。③「無色界」(むしきかい)の三つを指します。
 欲界とは、最下層にあり、欲の盛んに起こる世界のことです。そこに生きる者は衆生(しゅじょう)と呼ばれ、六道(ろくどう)を輪廻すると考えられました。
 色界とは、欲界の上部にあり、欲望からはなれた生きものの住むところです。これは「四禅天」(しぜんてん)、さらに「十七天」に分類されます。
 無色界とは、三界の最上階にあたります。これは、色界をも越えた精神世界のことで、すぐれて瞑想にはいっている者が住むところです。ここは仏教の世界観の最高位にあたりますから「有頂天」(うちょうてん)といいます。

   照紅葉こへて七坂姫ころび