木魚歳時記 第503話

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 逆噴射.。飛行機みたいやねもぅ・・・この間のバッタくんの写真よかったわね、じつは、私も撮ってあったんよ・・・柄杓の柄に こどもバッタがいっぷく。わたしも、ちょっと待っててあげました。(おさる)

 ぼくのバッタはアラビアのバッタ。おさるさんのバッタは、和製ピンボケ(木魚の逆襲)。さて、煩悩の一例を挙げましょう(ぼくの場合)。①(俳句の初心者という)真実を自覚せず。 → ②(いい俳句を作りたい)の欲望に固執する → ③(嫌悪感という)苦にさいなまれる。そこで夜中に起きて<ごそごそ>するという愚行を繰り返す。これが、ぼくの煩悩です。この煩悩を除くには、上記のサイクル(→)を逆にたどる(←)しかありません。つまり、(俳句の初心者という)真実をぼくが自覚することです。

   老僧の一つ隠せし熟柿かな