木魚歳時記 第452話

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 飼い主が帰ると、ごんちゃんがおびえているので、なにがあったの? と、バウ・リンガル(犬語翻訳機)で聞いてみました。ごんちゃんがいうには、「ごん爺(ごんママのお父さん)とお散歩にいったとき、立派なサマーカット犬と出会った。そいつ、おい木魚 ! なんて呼ばれていたけど、ぼくこわかった。」というのです。木魚さんてワン公でしたの?(ごんママ)
 
 ムムム。???。いまのところ、それは秘密です。美女6人と木魚一匹といいますから・・・人間でないかも?ご想像におまかせします。まあ、せっかくの機会ですから、お話をしますと、木魚は、お目めが大きくて、たいへんに<しんきくさい>顔をしています。まるで「ヘマムシヨ入道」みたい・・・えっ、ヘマムシヨ入道て?それは、なんでも知っている、おさるさんに聞いてみましょう。

     秋の燈や外にしなしな青の闇