寺つぐと 便りのありて 花木槿
木槿(むくげ)は、インド原産の花だそうです。菩提樹(ぼだいじゅ)、夾竹桃(きょうちくとう)もそうですが、インド原産の樹木・花の風情に強い印象を感じるのは、ぼくだけでありましょうか?ぼくの息子もお寺を継ぎにもどってきます。親がいうのもなんですが、白木槿(むくげ)のように純真な息子です。
「生きる時間が黄金のように光る」(村野 四郎)
お寺のあり方が問われようとしています。葬式仏教が駄目なのではなく、人生のターミナルである葬儀に、僧侶がどれだけ自信と説得力をもって対応できるか、ということが問題なのです。それと「暮らしの中の仏教」(習慣)も無視することができません。「仏教的習慣」の内容を、正しく伝える努力が求めらます。